ニオイの原因の、多くは、室内のカビやニオイを吸い込むことによるものですが、室外機の環境が原因の場合もあります。
① カビによるニオイ
② タバコや室内のニオイ
③ 室外のニオイ
エアコン内部は湿度が高く、カビが発生しやすいです。
運転終了後に内部を乾燥させる内部クリーン機能が付いていたらいいですが、その機能がない場合は切タイマーで1~2時間送風運転するといいですよ。
また、冷房時や暖房時は、稼働の仕組み上、においをあまり感じませんが、送風時は、格段にニオイを感じやすくなります。
設定温度によっては、冷房運転から自動で送風に切り替わる場合もありますので、においが気になるときは送風になっていないか確認してみるといいでしょう。
また、喫煙所の近くに業務用エアコンがあると、たばこのニオイを風にのせて運んでしまったり、エアコン内部にニオイが染み付いてしまい、部屋が臭いと感じてしまう場合もあるようです。
一度設置してしまうと、設置場所を変えるのが難しくなってしまうので、設置前にニオイの出る部屋(喫煙所・給湯室など)からなるべく離れてる場所を選ぶといいですね。
ニオイの原因が室外にある可能性がある場合は、ドレンホース(室内機から屋外へとつながっている排水ホース)やダクト(外へとつながる風の抜ける管)をふさいでみてニオイがなくなるか確認してみましょう。
業務用エアコンは、設備が大きいので、においが気になるようであれば、業者に見てもらうと安心です。
〇業務用エアコンの臭いを消す方法〇
においの発信源を絶つのが一番ですが、エアコン自体にニオイが付着してしまった場合の対処方法を紹介します。
・エアコンのフィルターを掃除する
フィルターは定期的なメンテナンスのほか、臭いが気になる場合はその都度掃除をしましょう。
①フィルターの表面を掃除機でホコリなどを吸います
↓
②ぬるま湯と中性洗剤で軽くこすります
(時短:濡れ雑巾やタオルなどで強めに拭いても良い)
↓
③洗った後は、水切り、日陰で乾かす
・室外機などのメンテナンス
ドレンホースの中のゴミや汚れなどを水で洗い流して掃除しましょう。
また、室外機の裏側や側面にある薄い金属板には、油や雨水などの汚れが付着するので、表面の汚れは歯ブラシや掃除機で丁寧に掃除しましょう。
中のほうに溜まった汚れは、内部を分解する必要があるので、業者に依頼しましょう!
このように、業務用エアコンでも個人で対策できることもありますので、臭いが気になったときは実践してみてください!
フィルター掃除をしても、においがするということは、内部でカビが発生している可能性もありますので、ニオイのお悩みがある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。